オーストリア特派員のワイン巡り報告①旅の準備編

オーストリア特派員のワイン巡り報告①旅の準備編

2023.05.30 posted

こんにちハウディ。

この度、オーストリアワイン生産者を巡るワイナリーツアーに参加してきましたので、その報告をしたいと思います。ちゃんと書ききれるか…頑張りますね。

前置き

今回のツアー、招待枠は1名のみという事で、社内では我こそオーストリアに乗り込むぞ~!と血で血を洗う争奪戦…にはなりませんでしたが

「日本からの添乗員ナシ」

「現地では英語のみ」

という中々ハードな条件もあり、諸々話し合った挙句私(吉田)が行かせていただく事になりました。会社からは

「しっかり現地の体験や情報をハウディに還元するように」

というミッションを仰せつかりました。(でも内心は「やった~久しぶりの海外だ~長距離路線の飛行機だ~」と浮かれてましたが、会社には内緒です。絶対。)

出発準備

そんな浮かれ気分で久しぶりにパスポートを開いたら「やばい!有効期限が今年の8月で切れる(汗」ことが発覚し、急遽更新手続きへ行った次第です。

*パスポートは有効期限に注意

という事で、肝心のパスポートは有効期限まで3か月以上猶予があるかチェック。国によっては有効期限ギリギリだと入国させてもらえません。私は古いパスポートが2023年8月上旬までだったので、新しく有効期限10年で取り直しました。有効期限は5年か10年か選択できますが価格が変わります。パスポート更新には7日~かかる上に、新規取得や古いパスポートの有効期限が切れてからだと「戸籍抄本」も必要になりますので申請はお早めに。

海外旅行で持ってて助かるリスト

さておき、皆さんは海外旅行の必需品ってありますか?ちなみに、私の海外旅行持参グッズの内、あって助かるリストはこんな感じです。

*クレジットカード

クレジットカード

訪問国によりますが、オーストリアでの支払いはだいたい使えました。また、カードの種類によっては困ったときの日本語サポートを付帯していたり、空港のラウンジサービスが付いているものもあるので上手に活用すると便利です。

*現地通貨(現金)

ユーロ

オーストリアの通貨は€ユーロです。事前調べでチップ制がある国という事だったので、多少の細かい現金を用意しておこうと、成田空港で1万円分だけ両替しました。今回特に、ウィーン国際空港に着くのが深夜22時過ぎで、さらに自力でウィーン市内のホテルまで移動しなければならないという事で、万が一空港の両替所が開いていない可能性を考慮して日本出国前に両替しました。

ちなみに、空港の両替所はレートがあまりよくないので、本当はレートの良い銀行を調べて事前に日本国内で両替するか、現地の銀行で両替する方がお得になる可能性があります。余裕がある場合は事前下調べをおすすめします。

*スマートフォン

スマホ

特に旅行において、スマートフォンは1台で何役にもなります。時計、電話、メール、計算機、写真・動画撮影、ライト、音楽再生、航空会社によってはアプリを利用してチェックインや座席指定まで。昔は旅先で手紙を書いたり、公衆電話から「無事着いたよ。電話代高いから切るね」なんてやり取りをしていたのに、今やSNSで世界中から何時でもメッセージ出来ちゃう。すごい世の中になりましたね。

*Googleマップ・アプリ

今回は22時過ぎてからウィーン国際空港に着いたので、すぐレンタルWi-Fiを起動させて、ホテルまでの移動手段をGoogleマップで調べました。駅名や路線表示などを頼りに電車を乗り継いで、なんとかホテルにたどり着けました。世界中で機能するGoogleマップはすごい!と改めて実感しました。

*現地で使えるWifi

ポータブルWi-Fi

基本的に都市圏はフリーWi-Fiがある事が多いのですが、安全面で信用していないので日本国内でも極力使わないようにしています。そのため、オーストリアで使用可能なポータブルWi-Fiをネットで事前予約(レンタル)し成田空港の出発フロアーで受け取りました。スマホと同じくらいのコンパクトサイズなので、スーツケースに入れず、機内持ち込み手荷物で良いと思います。現地空港に着いたら起動してスマホにWi-Fiネットワークを読み込ませます。その後は移動経路をググったり、インターネットサービスにすぐ接続できるので便利でした。

余談ですが、スイスのチューリッヒ空港でトランジットの際、空港のWi-Fiを利用しようとしたのですが色々制限があって結局使えず仕舞いでしたので、残念ながらWi-Fiサービスを利用する側にとってはあまり便利ではない印象です。

*充電用モバイルバッテリー

充電用モバイルバッテリー

今回は、現地で動画を録る予定だったのでモバイルバッテリーは大容量(容量:20100mAh / 72.36Wh)のものを選びました。ネットで事前予約して成田空港でレンタルし、機内持ち込みしました。(予備バッテリーは機内持ち込み荷物にしないといけないそうです)

尚、今回利用したスイス航空(往路)、オーストリア航空(復路)は、座席ごとにUSBポートがあったので、USB型の充電コードを持っていれば携帯などの電気製品の充電はできました。

*コンセント変換プラグ

コンセントの形状が国によって異なるってご存じですか?携帯の充電をするにも電源の差込口が合わないと使えません。訪問国のコンセントの形状を調べて適切なものを用意していきましょう。一般的な家電屋さんや通販でも販売しています。

ちなみにオーストリアは「TYPE・C/SE」でした。

*旅程立ち寄り先等の情報を印刷したもの

「滞在時の情報は携帯やPCに情報入れてあるから大丈夫」と思っていても、いざネットに繋がらなかったりページが開かなかったり、といったことが起こりうるのが海外です。困ったときの連絡先として、滞在先の住所や電話番号、また現地の日本大使館の連絡先も控えておくと、いざという時に役に立つでしょう。

※Yahoo! JAPANのサイトは2022年4月6日 (水)より欧州経済領域(EEA)およびイギリスからの利用ができなくなりました。つまり、Yahoo!JAPANのトップページ自体が閲覧できません。Yahoo!JAPAN のフリーメールも受信箱を開くこと自体に苦労したので、注意が必要です。

*パジャマ

パジャマ

海外では普段より移動が多かったり、気を使って疲れる事も多いです。そのため、夜の寝る時にリラックスできるかどうかはとっても重要ですよね。ただ、宿泊先によっては寝間着を置いていない可能性が高いので、Tシャツやスウェット、浴衣等、ご自身に合ったものを持っていくとよいと思います。

実際、今回泊まったウィーン市内のホテルには付いていませんでした。

*フェイスタオル、バスタオル

バスタオル

宿泊先によってはゴワゴワで使いにくかったり、そもそも無かったりします(今回の宿泊先は付いてました)。また、帰国時にお土産で購入した瓶もの(ワインとか、ワインとか、あとワインとかw)を割れないように巻くのに役立つので、1枚は持って行って損はないです。

*歯ブラシ&歯磨き粉

歯ブラシ

今回のホテルには付いてなかったので、持っていって正解でした。

*ソムリエナイフ

ソムリエナイフ

部屋飲みしたい、そんなときの必需品(*’ω’*)。今回は結局使わなかったけど。

ちなみに危険物になるので機内持ち込みではなく、必ずスーツケースに入れてくださいね。

*機内持ち込み用グッズ

携帯スリッパ:長時間フライトは足がむくむので、靴から携帯スリッパに履き替えちゃいます。

マスク:お肌や鼻や喉の乾燥対策。機内は湿度が低く乾燥しているのでマスクは保湿グッズとして役立ちます。コロナ前から長距離フライト時に使っています。

眼鏡(コンタクトの代わり):長時間乾燥した環境でコンタクトをしたままだと眼精疲労がすごい上に、したまま寝ると眼球に引っ付きすぎて外しにくくなるので、機内では眼鏡にチェンジします。(ハードレンズ使用の個人的な感想です)

緩めの服装:これは機内に持っていくというより着ていく服装ですね。締め付けがきつかったり生地が固いとリラックスできない上に血流も滞ってしまうので、緩くてシワが目立たない服装で飛行機に乗るようにしています。

今回持っていかなかったけど、有ったらよかったもの。

*ドライヤー

海外のホテル備え付けドライヤーは、だいたい風量がすこぶる強い。優しい温風でブロー、、なんてできません。とにかく髪が乾けばいいという具合で毛根から吹き飛びそうな暴風です(笑)。髪型を丁寧に整えたい方は風量のコントロールができる使い慣れたドライヤーが必須かも。(但し、コンセントが違うし電圧も異なるので、訪問国の仕様に合わせないと危険です。20年ほど前にパリのホテルで日本のドライヤーを使ってヒューズ飛ばした経験ありますので。。)

*帽子

まだ日差しの穏やかな5月だったからよかったものの、完全に忘れてました。代わりに、日焼け止め下地だけはしっかり塗って出かけました。

*集音マイク

携帯の動画機能でもなんとかなりましたが、ワイナリー取材の要素も含む旅だったので、動画などで生産者の声をよりクリアに拾うなら集音マイクは必要ですね。

ということで、旅の目的によって持ち物は変わると思いますが、改めて見直すと最悪「スマホ」と「クレカ」と「パスポート」さえあれば何とかなるのかな、と。便利な時代になったものです。

今回のオーストリアワイナリー見学ツアー旅程

さて、今回のツアー行程はこんな感じ。

月日内容
5月5日名古屋→成田に移動
5月6日成田国際空港→チューリッヒ空港(乗り継ぎ)→ウィーン国際空港 着
→ホテル 着
5月7日午前:「ツァーヘル」訪問
午後:ウィーン市内観光
夕方:ワイナリーツアーメンバー集合&ウェルカムパーティー
5月8日「ロイマー」訪問(ランチ、ディナー付き)
5月9日「サットラーホフ」訪問(ランチ付き)
ウィーン市内に戻り、レストラン「サットラーレイ」で夕食
5月10日午前:「ヴィーニンガー」訪問(ランチ付き)
午後:「ハインリッヒ」訪問、フェアウェルパーティー
5月11日午前:酒蔵「サケ・ウィーン」訪問
ウィーン国際空港 発
5月12日成田国際空港 着→名古屋帰還

次から旅とワイナリーの様子をお届けします。

それではこの辺で。ダンケシェーン。

この記事を書いた人

ハウディ

名古屋で自然派ワインを筆頭に日本酒・焼酎などを扱う酒専門店。酒類有資格者が8名在籍(ソムリエ3名、エキスパート2名、きき酒師2名、焼酎きき酒師1名)。こだわり食品の品揃えも豊富で面白いと評判。WEB担当が更新しています。

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