オーストリア特派員のワイン巡り報告⑦ロイマーの地下セラーはダンジョンだ!&ディナー編

オーストリア特派員のワイン巡り報告⑦ロイマーの地下セラーはダンジョンだ!&ディナー編

2023.07.16 posted

前回はロイマーで大量試飲の洗礼(?)を浴びた話をお届けしました。

■オーストリア特派員のワイン巡り報告
⑥5月8日:ロイマーで試飲三昧

ここからは、ロイマーのワインの元となるぶどう畑を見に行きます。

ロイマーのブドウ畑は丘の上

ワイナリーでランチの後、バスに乗り込み移動。向かった先はロイマーの畑。道中は景色を見ながらフレッドさんによる土壌の説明などを聞きました。

畑に向かうバスからの景色。丘を登ってだんだんブドウ畑が見えてきます。

バスを降りたら直射日光がまぶしいー!みんなサングラスです。

丘のてっぺんは遮るものが無いので直射日光がそのまま当たります。畑はなだらかな斜面にブドウ樹が植えられていて、水はけも風の吹き抜けも良い環境なのがわかります。

要点として、ロイマーのワインは常に「シャープな酸」を活かすことを大切にしているとの事。また、ブドウ樹の健全性や高品質の果実を得るためにできる事を土壌から考え、良い土壌環境を整える手段としてRESPEKT BIODYNという独自のオーガニック基準を取り入れています。その土壌に直に触れられる機会を持てたのは収穫でした。

一通り各畑の個性や環境を学んだあと、ワイナリーへ戻りました。

カーブはさながらRPGのダンジョン

ワイナリーへ戻るとすぐに、醸造所の見学です。畑の時点で頭がパンパンでしたが、とにかくすべてを見せてくださるのでボーっとしてる暇はありません。o(・ω・´o)ガンバル!

動画で見ると奥行きがわかると思います

ステンレスタンクの並ぶ空間は近代的である種よく見る景色でしたが、一歩カーブへ足を踏み入れるとそこは石のレンガで構築されたトンネルでした。分かれ道があったり、途中で木樽が整然と並んでいたりする光景は、まさにダンジョン(ドラクエⅢにハマった世代)。宝箱がどこかに隠されているんじゃないかと期待したけど、そもそもこのワインたちがお宝でした。

階段を登り切った先がテスティングルームでした

ディナーケータリングも上質でした

朝から丸一日かけてロイマーのあれこれを学んだ最後は、ディナータ~イム!待ってました!ようやく学びから解放です!オーストリアでケータリングサービスを体験するのも貴重だな~と思いながら、メニューを見てみるも、ドイツ語。。読めない(笑)

素直に出てくるものを楽しもうと思っていたら、1皿目からオシャレすぎて感動♪

(でも手前の指紋はデザインだろうけど…個人的にはうーん(笑))

ヴァーグラム産自生アスパラガスのマリネ、サバのバターマリネ,バターミルク、エンダイブ

もちろんお供はロイマーのワインをいただきます♪

GRÜNER VELTLINER MIT ACHTUNG:グリューナーのオレンジワイン、酸化防止剤無添加

SPAGEL CORDON BLEW:アスパラのカツレツ、チャイブのクリームソース、ハーブのサラダ、マリネしたラズベリー

ホワイトアスパラガスはオーストリアでは有名な旬の食材なのだそう。ちょうど5月頃の約1か月しか出回らないのでこの時しか食べられない。一般的にはゆでたものをソースで頂くそうですが、こちらはシュニッツェルのようにフライにしてました。なるほど、アリです。美味しい。

厚みがありつつも繊維が程よくやわらかいホワイトアスパラガス

合間にワインを挟みつつ

MANHART2021 :シャルドネ主体の白

仔牛のサーロイン、アスパラガス、マッシュルームのオーロラソース、Truffelerdapfeln(←誰か翻訳して~)

いちごのクリーム包み(お団子)、ムース状ヨーグルト、イチゴミントのソルベ
デザートのお供はトロッケンベーレン・アウスレーゼ:Langenloisのリースリング100%。当時の現地価格で€49!

あーーーもう全部美味しかった!贅沢の極み!

朝から晩までロイマーのワインを堪能しまくる1日となりました。

フレッドさん、ありがとうございました!


さ、次回は5月9日編。オーストリア南部のスロベニア国境に近い「サトラーホフ」への訪問記です。こうご期待。


■【シリーズ】オーストリア特派員のワイン巡り報告
旅の準備編

長いフライト~ウィーン入り

5月7日:ツァーヘル訪問・畑編

5月7日:ツァーヘル・醸造所編

5月7日:ウェルカムパーティー@ホイリゲ

5月8日:ロイマーで試飲三昧

ロイマーの地下セラーはダンジョンだ!&ディナー編

5月9日スロベニア国境に面するワイナリー「サトラーホフ」へ

5月10日1軒目「ヴィーニンガー」Mr.シャルドネに会いに

5月10日2軒目:ノイジードル湖畔のハイセンスなワイナリー「ハインリッヒ」を訪ねて
~フェアウェルパーティーでオーストリア旅→完

この記事を書いた人

ハウディWEB担当 吉田さき子

ハウディに勤め酒販業界歴延べ25年。20代で豪ワイン研修参加をきっかけにワインの魅力にのめりこむ。30歳を過ぎて日本酒にも開眼。実店舗の店長職を経て現在は広報・WEB担当。発酵を偏愛中。普段飲みはもっぱら醸造酒。(写真のぶどうはドルチェット@伊ピエモンテ)

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